外構工事でのウッドデッキの値段は?材料や広さ別に相場を解説
子どもの遊び場や休憩スペースとして、庭にウッドデッキの設置を考える人もいるでしょう。しかし、工事費用はどのくらいなのか、大きさによって価格は変わるのかなど、わからないこともあります。そこでこの記事では、外構工事でウッドデッキを設置する際の費用を解説するとともに、材料や広さ別の相場についてもご紹介します。
この記事を読むための時間:3分
ウッドデッキの外構工事にかかる費用
ウッドデッキの外構工事には、以下3つの費用がかかります。
- 本体価格
- 施工費用
- オプション
それぞれについて解説していきます。
本体価格
ウッドデッキの本体価格は、1㎡あたり3〜5万円前後です。そのため、10㎡のウッドデッキを設置する場合、本体価格のみで30〜50万円前後かかります。商品によって価格差があり、良質な材料を使用している、耐久性がある、メンテナンスしやすいなどの特徴があると価格が高い傾向があります。
施工費用
ウッドデッキの施工費用は、1㎡あたり2〜3万円程です。設置面積が広くなるほど、施工に時間と労力がかかるので費用が高くなります。また、重い材料を使用する場合も、業者の負担が大きくなるため価格は上がります。
オプション
ウッドデッキの主なオプションと相場は以下の通りです。
- 階段 4〜5万円程
- 屋根 15万円〜
- シェード 20万円〜
- フェンス 1mあたり1〜3万円程
必須ではありませんが、使用目的に合わせてオプションを取り付けると、ウッドデッキがさらに便利になるでしょう。
ウッドデッキの材料別の相場
ウッドデッキの材料別の相場について、以下の2つより解説します。
- 人工木材
- 天然木材
それぞれについて解説していきます。
人工木材
人工木材は、木粉と樹脂で作られた材料です。商品によって価格差があり、1㎡あたり1〜4万円程が相場です。天然木材に比べて水による腐敗がなく、耐久性が優れています。また、メンテナンスの負担も少ないため、ウッドデッキの手入れが不安な人に向いています。
天然木材
天然木材の相場は、1㎡あたり1〜3万円程です。種類は、大きく分けてソフトウッドとハードウッドの2つがあります。ソフトウッドは柔らかい材料のため、加工しやすく、優しい質感が特徴です。ハードウッドは硬く頑丈なので耐久力がありますが、重い素材のため、ソフトウッドに比べて施工費用が高い傾向があります。
広さ別のトータル費用の相場
広さ別にトータル費用の相場を、3つご紹介します。
- 物干し用のスペース
- 休憩用のスペース
- プール・バーベキュー用のスペース
物干し用のスペース
物干し用のスペースなら、2間×4尺(約3.6m×約1.2m)程は最低限必要です。この大きさであれば、本体価格と施工費用を合わせて、おおよそ20〜30万円程が相場となります。また、物干し用にウッドデッキを使用する場合、洗濯物の量により適切な大きさは変わるので、家族の人数などに合わせてサイズを決めることが大切です。
休憩用のスペース
休憩用のスペースなら、2間×5尺(約3.6m×約1.5m)程あると良いでしょう。このサイズの相場は、おおよそ30〜45万円程です。休憩用として使う場合、設置する家具によって適切なサイズは変わるので、何を置くかイメージしながら大きさを決めることが大切です。
プール・バーベキュー用のスペース
プールやバーベキューなどで広々使う場合は、3間×10尺(約5.4m×約3m)あると安心です。このサイズの相場は、おおよそ80〜120万円程です。面積が広い分価格が高くなるので、使用目的や人数に合わせて、無駄のないサイズを選ぶと費用負担を抑えられます。
外構工事は複数の業者で見積もりを行いましょう
外構工事は、業者によって価格が変わります。そのため、一つの業者だけでなく、複数の業者に問い合わせをして、見積もりを取ることが大切です。複数業者で相見積もりをすることで、価格交渉に役立ち、工事の費用負担を抑えることができます。
次の記事へ
スタッフブログ 初詣 »