雑草対策は外構工事で解決できる!舗装の種類や選び方について解説
家に庭があるとガーデニングが楽しめる一方、気がついたら雑草だらけになることもあるので、手入れが必要です。しかし、雑草対策のための外構工事を行えば、コンクリートや除草シートを用いた施工ができるため、自分で対策を行うよりも高い効果が期待できます。この記事では、雑草対策ための外構工事について、種類や選び方を解説します。
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雑草は外構工事で解決
庭や家の周りの雑草対策は、外構工事が効果的です。ホームセンターなどにも、雑草対策用の商品は多く販売されていますが、思うような効果が得られない、見栄えが悪い、自分でやるのが大変などの問題があります。外構工事では業者がしっかりと施工してくれるため、雑草対策の効果が高く、建物や庭の雰囲気に合わせたデザインにすることができます。
外構工事による雑草対策の種類
外構工事による雑草対策の種類を、4つご紹介します。
- 除草シート
- コンクリート
- 人工芝
- 敷石・タイル
除草シート
雑草対策の外構工事で1番多いのは、除草シートです。除草シートは太陽を遮るため、敷くことでその下の雑草が成長できなくなります。そして、除草剤のように薬品を使用するものではなく、空気を通す素材なので花や木への影響もありません。しかし経年劣化するため、10年を目安に交換する必要があります。
コンクリート
玄関先や庭の小道などの雑草対策には、コンクリート舗装が効果的です。コンクリートで固めると、雑草は突き破ることができないので、ほとんど生えてきません。また、コンクリートで舗装すると歩きやすくなるメリットがあるため、お年寄りにも優しい外構になります。しかし、他の雑草対策に比べると、費用負担が大きいので、施工の際は十分な見積もりを取ることが大切です。
人工芝
芝生の雑草対策には、人工芝を使うのが効果的です。人工芝は除草シートと同様に太陽光を遮るため、下から雑草が生えにくくなります。そして、天然芝のように芝刈りや水やりなどをする必要がないので、手入れも楽に済みます。雑草が生えやすい場所は、人工芝と合わせて除草シートを使うとより効果的です。しかし、経年劣化するため、効果が薄れてきたら交換する必要があります。
敷石・タイル
コンクリートの代わりに、敷石やタイルを張るのも雑草対策に効果的です。コンクリートは雑草対策の効果が高いですが、シンプルなデザインのため、家や庭の雰囲気に合わせるのが難しい場合があります。そこで、コンクリートの代わりに敷石やタイルを張ると、建物の景観に合わせたデザインにできます。しかし、コンクリートと同様、費用が高い工事なので、施工の際はよく考えて行いましょう。
外構工事による雑草対策の選び方
外構工事による雑草対策の選び方について、以下の3つより解説します。
- 耐久性
- メンテナンス
- 費用
耐久性
外構工事の種類によって、耐久性は大きく異なります。除草シートや人工芝の寿命は7〜8年程ですが、コンクリートやタイル張りは20〜30年程度持つと言われます。そのため、耐久性の優れた雑草対策を選ぶなら、コンクリートやタイル張りにするのが良いでしょう。しかし、初期費用が大きいので、施工の際はよく考える必要があります。
メンテナンス
メンテナンスしやすい工事の種類は、コンクリートや敷石・タイル張りです。これらは、水洗いでも汚れを落とすことができます。
一方、メンテナンスが難しいと言われるのが除草シートで、使用しているとシートの間に隙間ができたり、止めているピンが外れたりします。放っておくと雑草が生えてしまうため、補修テープなどでメンテナンスが必要です。最近は、メンテナンスが少ない除草シートもあるので、手入れが面倒に感じる方でも比較的扱いやすいでしょう。
費用
比較的安価にできる雑草対策の工事は、除草シートです。1㎡あたり3千円前後で工事できるため、予算が少ない場合でも雑草対策ができます。また、どの工事を行う場合も、施工業者によって価格は変わるため、複数業者から見積もりを取って比較するようにしましょう。
雑草の悩みは外構工事で解消しましょう
雑草は次から次へと生えてくるので、手入れをするのは大変です。しかし、外構工事を行うと雑草が生えにくくなり、日々の負担を軽くすることができます。雑草の悩みがある時は、外構工事で解消しましょう。