新築やリフォームをする時は、外構工事を合わせて行うことも多いでしょう。しかし、引っ越しまでに外構工事を終わらせたい場合や、急いで外構を設置したい場合もあるため、施工にはどのくらいの期間が必要か疑問に思うこともあります。そこでこの記事では、外構工事の期間はどのくらい必要か、トータルと部分工事の施工目安について解説します。

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新築の外構工事の場合

新築の外構工事の期間を、以下の3つより解説します。

• オープン外構
• セミクローズド外構
• クローズド外構

オープン外構

オープン外構とは、フェンスや塀を設けず、開放感を意識した外構デザインです。設置物が少ないので、施工期間は1〜2週間程と他のデザインに比べて短くなります。そのため、新築の足場を撤去した時期に施工を始めると、引っ越しまでに間に合うケースもあります。

セミクローズド外構

セミクローズド外構は、風呂場や居間などの見られたくない所に、部分的にフェンスを設置するオープンとクローズドの中間デザインです。設置物の数や大きさにより施工期間は変わり、おおよそ2週間前後かかります。プランごとに工期は変わるので、業者と打ち合わせをして施工時期を決めると良いでしょう。

クローズド外構

クローズド外構は、フェンスや塀で建物全体を囲む、プライバシーに配慮したデザインです。全体にフェンスを設置するので、施工期間は最も長く1ヶ月前後かかります。そのため、新築の基礎が出来上がった時期に工事を始めるなど、引っ越しまでに間に合わせるためには時期の調整が必要です。

部分的な外構工事の場合

部分的な外構工事の期間を、以下より5つご紹介します。

• 門扉
• 目隠しフェンス
• カーポート
• ウッドデッキ
• 植栽

門扉

門扉の外構工事は、1〜3日程度で終わります。しかし、施工期間は短いですが、コンクリートやモルタルを使う場合は、乾くまでに時間がかかります。そのため、工事が終わってから実際に使えるようになるまで、1週間程度余裕を持つことが大切です。

目隠しフェンス

目隠しフェンスの外構工事は、2日程度で終わります。しかし、地盤を固める基礎工事や、ブロック塀の上に設置するコア抜き工事が必要な場合は、3〜4日程度かかることもあります。そのため、正確な工期は業者に確認が必要です。

カーポート

カーポートの施工期間は、台数で変わります。1台用なら1日、2・3台用ならば2〜3日程度かかります。また、取り付ける場所や状況により、基礎工事が必要な場合は1週間ほど期間が必要なこともあるので、余裕を持って業者に依頼しましょう。

ウッドデッキ

ウッドデッキの外構工事は、3〜5日程度かかります。また、オプションで手すりやフェンス、屋根、階段などを取り付ける場合は、7〜10日前後かかることもあります。広さによっても工期は変わるので、ある程度期間は余裕を持つと安心です。

植栽

植栽工事は、1〜3日程度かかります。しかし、庭全体の植栽を行うなど、大掛かりな工事の場合は5〜7日程かかることもあります。また、植栽に合わせてタイルを張る、砂利を敷く、花壇を作る場合などは工期が長くなるので、正確な期間を知るには業者へ確認が必要です。

工期は変更する場合もある

外構工事は、事前の打ち合わせで施工スケジュールを決めます。しかし、材料の納期遅れや天候不良などにより、施工を延期する場合や工期が伸びることもあります。特に天候不良の場合は、仕上がりや耐久性に影響が出るため、延期することがほとんどです。そのため、施工スケジュールは変更もあると覚えておき、柔軟に対応できるように準備しておきましょう。

外構工事は期間に余裕を持って行いましょう

外構工事は、施工期間におおよその目安があります。しかし、基礎工事が必要な場合や天候不良、材料の納期遅れなどで施工スケジュールが変わることも多いので、期間には余裕を持って依頼しましょう。